チャットレディとして報酬を得たら確定申告が必須
チャットレディとして仕事をして報酬を得た場合、確定申告が必要となります。
他に所得がない主婦であれば、基礎控除額を超えることがないので確定申告せずに済む場合もあります。
しかし、基礎控除額はすぐに超えてしまうケースが多いため、確定申告は必要不可欠だと言えるでしょう。
会社員として働いている人がチャットレディとして給与の他に報酬を得ている場合は、年間20万円以下なら住民税を申告しなければいけません。
年間20万円を超える報酬を得ている人は、税務署に所得税及び復興特別所得税の確定申告が必要となります。
チャットレディが本業である場合に関しては、48万円以上の所得があると確定申告をしなければいけなくなります。
目次
確定申告の流れ
確定申告をしたことがないという人も少なくありません。
そのため、チャットレディとして報酬を得るようになったけれどどうしたらいいのかわからないという人もいるでしょう。
そこで続いては、確定申告の流れについて解説していきます。
収支の計算をする
確定申告をするためには、収支を計算しなければいけません。
チャットレディが副業の場合は雑所得として白色申告、本業であれば事業所得として青色申告するというのが一般的です。
本業に負けないくらい報酬が得られているなら副業でも多い呂申告が可能となります。
確定申告をするなら、収入から所得を計算するために帳簿を用意する必要があります。
帳簿に収入と支出を記載し、支出を証明できる領収書などもあわせて保管しておくようにしましょう。
これはチャットレディに限ったことではなく、確定申告をする人全員がやらなければいけないことです。
なぜなら、納税者は少なくとも5年間の帳簿と証憑(しょうひょう)を記帳し、保存しておかなければいけないからです。
ただし白色申告の場合は、簡易的な内容を記載すれば完了となります。
収入がいくらか、経費としていくら支出したのかなどが客観的にわかるようになっていれば問題ありません。
必要となる書類を作成する
収支を計算し終わったら、必要となる書類を作成しましょう。
1年間の収支計算の結果は、翌年の2月16日~3月15日までの期間に確定申告をしなければいけません。
そして税金を納めなければいけないのです。
その期間中に不備なく税務署に必要な書類を提出するため、きちんと準備する必要があります。
白色申告の場合は、確定申告書AまたはB、収支内訳書、医療費控除や社会保険控除等の控除を証明できる書類が必要です。
青色申告の10万円控除の場合は、確定申告書B、青色申告決算書、損益計算書、医療費控除や社会保険控除等の控除を証明できる書類が必要です。
青色申告の65万円控除の場合は、確定申告書B、青色申告決算書、損益計算書、賃借対照表、医療費控除や社会保険控除等の控除を証明できる書類が必要となります。
白色申告は確定申告書Aでも問題ありませんでしたが、2023年からは確定申告Bに統一される予定となっている点に注意しなければいけません。
印鑑の押印や源泉徴収票の提出は不要となっています。
オンラインサービス・e-Taxを利用すれば納税までの手続きを自宅でも完結できるのでおすすめです。
税金を納付する
確定申告を済ませて納税すべき金額がわかったら、税金を納付しましょう。
e-Taxを使って所得税を納付することが難しい場合でも、状況に応じて様々な方法が用意されています。
そのため、納税できずに困ってしまうということはまずないでしょう。
税金を納める前に把握しておくべきだと言われている気を付けなければいけない2つのポイントを守っていれば問題ありません。
2つのポイントというのは、所得税の納付期限をしっかりと守ること、納付期限は確定申告と同じ期間であることです。
わからないことがある場合は税務署に確認すれば丁寧に教えてもらえます。
チャットレディの確定申告における注意点
チャットレディとして報酬を得ているのに確定申告をせず、納税しないと大きなデメリットが生まれます。
その他にも注意すべき点があるので、どのような点に注意すれば良いのか解説していきます。
怠った時はペナルティの対象に
本来であれば確定申告をしなければいけないほどの報酬があるのに怠っていると、ペナルティの対象となります。
税務署から「所得税のお尋ね」という調査票が送られてくることがあるのです。
調査票が送られてきたにもかかわらず放置していると、税務署が独自調査した収入から計算した所得税を課されてしまいます。
なぜ税務署に収入がわかるのかというと、プロバイダの支払調書からチャットレディとして報酬を得ているという実態を把握しているからです。
それだけではなく、確定申告を怠ったことによる無申告加算税や期限内に所得税を納付しなかったことのよる延滞税などのペナルティが課せられる可能性もあります。
意図的な所得隠しだとみなされたなら、重加算税を課される場合もあります。
不動産や預金の差し押さえによって、チャットレディとして働いているのに申告をしていないことが家族にバレてしまうケースもあるので細心の注意が必要です。
また、配偶者の扶養に入っているのに申告をしなかった場合、夫側も配偶者控除を不当に得ているとみなされてしまいます。
配偶者控除を不当に得ている場合、二重で脱税していることになってしまうのです。
税務署にバレた時は、過去にさかのぼって扶養を抜けなければいけないので経済的な負担が大きくなる可能性が高いでしょう。
このようなペナルティがあるので、確定申告を怠るのは非常にリスキーな行為だと言えるでしょう。
青色申告特別控除を得るためには複式簿記で記帳しなければいけない
青色申告は、チャットレディとして報酬を得ている人が節税するための理想的な選択肢です。
しかし、最大65万円の特別控除を得るためには、複式簿記での記帳が必要不可欠となります。
最近は安価でありながら優秀な会計ソフトも増えているので、それらを活用すれば負担は軽減できます。
それでもすべて自分でやらなければいけないとなると、不安に感じてしまう人も多いでしょう。
そのような時は、専門的な知識を駆使して質問に答えるなどのサポートしてくれる税理士に相談するのがおすすめです。
住民税の申告は必須
チャットレディの仕事が副業であれば20万円以内、本業であれば48万円以内なら、確定申告を必要ないと先ほど説明しました。
確かに確定申告は必要ありませんが、住民税の申告は必須となっています。
なぜなら、住民税の控除額は所得税よりも低いからです。
確定申告をしている場合は別に住民税を申告する必要はありません。
そのため、所得税がかからないくらいの報酬だったとしても、確定申告を済ませておくと安心だと言えます。
経費に計上できるものも知っておこう
チャットレディとして報酬を得て、税金を納めるための確定申告をする場合、経費として計上できるものも把握しておく必要があります。
衣装や化粧品代は、プライベートでも使う可能性が高いです。
そのため、家事按分して経費に計上します。
家事按分というのは、プライベートでも仕事でも使うもので、仕事で使う分を経費計上できる仕組みです。
自宅でチャットレディの仕事をしているなら、普段からインテリアなども使っているとみなされます。
そのため、衣装や化粧品代と同じく家事按分することで経費に計上できます。
10万円以内であれば経費計上可能です。
プライベートでも使うなら家事按分が必要となります。
インターネットプロバイダーなどの料金も経費に計上可能となっています。
こちらも当然ですが普段から使っている場合は家事按分しなければいけません。
交際費として計上できるのは、仕事の関係者と打ち合わせをした時に支払った飲食代などです。
仕事で移動しなければいけない時にかかった交通費も経費として計上して問題ありません。
チャットレディとして仕事をする上で必要な知識などを身に付けるために買った関連書籍であれば、経費として計上できます。
確定申告をするために使う会計ソフトを購入したなら、それも経費計上可能です。
確定申告をする際に依頼した税理士などの報酬も実は経費として計上できるのです。
確定申告をする際に経費を計上すると節税効果が期待できます。
経費計上できるのは何かということを把握しておけば、いざという時に焦らずに済むので今のうちに覚えておきましょう。
税金に関する不安をなくしたいなら新宿のチャットレディアリスへ!
チャットレディとして働いて報酬を得るなら、税金をきちんと納めなければいけません。
収入によっては納税義務が生じない場合もありますが、住民税は誰もが支払わなければいけないので確定申告はしておいた方が無難です。
もし申告を怠ってしまうと数々のペナルティを課せられ、損失の方が大きくなってしまいます。
しかし、確定申告などは専門的な知識が必要になるので、不安に感じてしまう人も多く見られます。
それでもチャットレディとして働きたいなら、税金などに関するサポートを行っているチャットレディ代理店Alice新宿がおすすめです。
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